2015年09月



第1章 記憶にない。



「ここに新しいお家ができるんだよ」


” 青い色をした小さな小さなその鳥 ” が家族になってまもなく、
父と母が ” おでかけ ”と称し、電車を乗り継いで連れて行ってくれた場所があった。

そこは、まだ舗装されていない道より少しだけ高くなった空き地だった。


まだ小さかった私は、父と母が何を言っているのかよく理解できずにいた。
父と母に連れられて、たくさんの人にサヨナラのご挨拶にまわった。
たった数年なのに数え切れないほどの想い出ができた。


ベランダに干してある運動靴を落とすと、母がため息をつきながらひろいに行くこと。
同じ扉がいっぱいあるから、間違えて違うおうちのドアを開けてしまうこと。
母の手を借りずに階段の上り下りをすると、すごく大人になった気がしたこと。
一番上の5階まで登ると、世界征服でもしたかのような気分になれること。
雪が積もるたび、父が大きなかまくらと大きなオバQを作ってくれたこと。


仲良しのお友達や、住み慣れた場所とのお別れはとても淋しかったが
それ以上に動物と暮らせるかもしれない嬉しさが数倍勝っていたのを覚えている。


そんな、夢と希望を叶えてくれるであろう ” 新しいお家 ” へ引越して間もなく、
我が家に電話が引かれた。

その真新しい黒電話で、母がどこかに電話をかけているのじっと見ていた。


「よろしくおねがいします」


誰かに何かをお願いしていることだけは、なんとなく分かった。
数日後、小さな段ボールが届いた。


「あけてごらん」


そう言われて開けてみると、中には小さな柴犬が入っていた。
夢にまで見た ” 動物と暮らすこと ” が現実となった瞬間だった。
私は何の迷いもなくその柴犬に ” コロ ” と名付けた。


こうして” 青い色をした小さな小さなその鳥 ” は ” 幸せの青い鳥 ” へと変貌を遂げたのだった。

ころ
          純粋の柴犬かどうかはやっぱり謎に包まれている ” 二代目コロ ”

私は物心ついた頃、正確には自分の記憶にないほど小さい頃から犬と暮らしていた。

当時米軍基地に勤めていた父が、アメリカ人の同僚からシェパードの子犬をもらってきたそうだ。
写真の中でちょっぴり微笑んで見えるその犬は、それはそれは利口そうである。
しかし残念ながら、私には ” コロ ” という名のその犬の記憶は全くない。
そしてシェパードに ” コロ ” とつけてしまうあたりが、父と母らしい。

ころ
  純粋のシェパードかどうかはちょっぴり謎に包まれている ” コロ ”


誰にでも必ず訪れるであろう、ある日。
” コロ ” が天命を全うした。
母はあまりの悲しさに2度と動物とは暮らさないと決めたそうだ。
そんな父と母も、私と兄が生まれるずっと前には
1匹の三毛猫と暮らしていたらしい。


そんなある日。
父の転職に伴い、家族で集合住宅へと移り住むことになった。
随分と昔の話なので、今のように集合住宅で動物と暮らす事は皆無だった。
もちろん近所の友達も同じ”集合住宅”なので
動物と暮らしている人など私の周りにはひとりもいなかった。



赤ん坊の頃に動物と暮らしていた記憶が残っていない私にとって
犬や猫と暮らす事は大きな憧れでもあり、夢でもあった。


ある時、小学生だった兄がとてもきれいな色をした小鳥を捕まえてきた。
それが私の記憶に残る中で ” 初めて一緒に暮らした『動物』だった。


当初、小鳥がいなくなって寂しい思いをしている人がいるのではないかと心配した父と母は、
手作りの張り紙を貼って探し歩いた。

どれぐらい経ったのだろう、探し主ももう現れないだろうということで、
その小鳥を我が家へ迎え入れることとなった。
青い色をした小さな小さなその鳥は、私にとってまさに ” 幸せの青い鳥 ” となるのである。

最大500gの小さなDULTONキッチンスケール。
その使い方がこちら。↓↓↓

もす
もす


直角
直角


うぶ
うぶ



つぶ


球(まる)
まる

ちびーずの体重を量る時は、いっくんとちゃ~さんが代わる代わる見に来てました。
なんだかボケボケのしょぼい写真ばっかりだけど「まる」がデッカかったのが分かります。

「まる」だけは、相方がどうしても自分でつけたいと言ってつけた名前。
漢字は私があてたんだけど、名前の通りになってしまうという。。。( ̄∇ ̄*)


今じゃ絶対無理な、直角とまるを一緒に抱っこ。
抱っこ


手のひらサイズだったちびーずも、今じゃデカっ子。
そんな8にゃんずと暮らしている我が家にとって泊りがけの旅行は皆無。
連休でも各実家へ日帰りで行くくらい。

昨日はおばあちゃんの初彼岸で相方実家へ行ってきました。
戻って来るときに初めてお座敷列車に乗ったのが楽しかった~♪

駅まで送ってくれた義パパもお座敷列車が見てみたかったらしく
電車到着までフェンス越しに30分近く待っていてくれました。(笑)

おざ1

この電車、今まで ” ツアーじゃなきゃ乗れない ”と思い込んでいて
” 普通に乗れる " と知らなかったんです。

電車で帰省する時は特急や各駅、指定や自由、乗り換え多いとか少ないとか
いろいろな方法で帰省していたのですが、だいたい混む。
帰りは新宿や秋葉原でめちゃくちゃ乗ってくるから
たとえ座れていても、いつもぎゅ~ぎゅ~で家に着くともうグッタリでした。

しかしこの電車はお座敷の上、全席グリーンなので
途中から乗ってくる人がほとんどいなくてずっと広々快適♪
期間限定とはいえ、特急より安いし乗り換えなしで
しかも空いているのがめちゃくちゃいい!

おざ3

あっという間に着いちゃったけど、また乗りたいな~♪
おざ2


シルバーウイークが終わった方も、まだ連休中の方もいらっしゃると思います。
みなさんはどんな連休をお過ごしでしたか~?

遡ること約2年半。

” ねこのきもち ” 2013年2月号にいっくんのイクメン記事を掲載していただきました。
ブログでは、雑誌掲載についてほんのちょっとしか触れていなかったんだけど
あらためて、いっくんのイクメンぶりを載せてみようかなと思いました。

その時の記事はこちら↓
        『近況。』


相方特製ダンボールハウスの中でちびっこにミルクをあげている茶まめさん。
1

お食事タイムが終わるとちびっこをなぎたおして出て行く茶まめさん。
2

少しして、ちびっこの様子を見にくるいっくん。
3

みんなおとなしくちゃんと寝ているか~とか、下のお世話などなどします。
みんながねていることを確認すると…


夫婦水入らずでまったりタイム。
4
羨ましくなるほどのいい旦那様っぷりでした。



でした?



もちろん今でも心優しいパパなのは変わらずなんだけど
現在はちびっこもデカっこになり、お父さんは小さくなっている日々。
男の子はいつまでたっても甘えん坊だけど、女の子は ” おませなお姫様 ”って感じ。
いっくんがそんな娘たちにビクビクして生活しているのがホントおかしい。

人間界もねこ界も、パパの肩身がせまいのは同じなのかな~。

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