今朝早く。
朝日を浴びるいっくんが
毛づくろいしながら
ベロをしまい忘れる。
歌川さんの試写会当日裏話はこちら!
私は歌川さんのこの原作本が新版された時
漫画版を読みました。
ベロをしまい忘れる。
かけがえのない幸せ。
昨日は、ライブドアブロガーで作家の
歌川たいじさん原作の映画
『母さんがどんなに僕を嫌いでも』の試写会に
行ってきました。
歌川さんは、相方のツレちゃん
そして2匹の猫さんと暮らしています。
歌川さんの試写会当日裏話はこちら!
私は歌川さんのこの原作本が新版された時
漫画版を読みました。
映像で見るこのお話は漫画とはまた違い
違う角度から見ることができました。
まだ小さな歌川少年と家族の関係
そしてそこにかかわる大人たち
母に受ける虐待
それでも母を思う子の気持ち
母に受ける虐待
それでも母を思う子の気持ち
私自身が母の立場で想像する
歌川少年の母の思い
歌川少年の母の思い
そしてもしそれが自分と娘だったら
と想像する“子”の思い
母であって、母でない
子供であって、子供でない
血を超えた人間同士の深い感情が絡み合い
複雑にねじれてしまう関係が
ただ辛いのではなく
重く苦しく切なく
ただ辛いのではなく
重く苦しく切なく
それでもどうしようもなく愛おしく
とてもひとことでは言い表せない
色濃く奥深い感情が心の奥底に染み渡り
同じ世代に生まれた私は
とてもリアルな情景と感情が浮かびました。
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映画にも出てくる「まぜごはん」
歌川さんが朝早く起きて
試写会にくるみんなへのお土産にと
作ってくれました。
歌川少年が大好きだったお母さんの味。
母と離れ離れになってもこの味が忘れられず
いつでも食べられるようにと
一生懸命覚えた母の味。
そんな深い思いのこもった「まぜごはん」
ひとつひとつ私たちのために
輪ゴムをかけている姿、
お箸を挟んでいる姿、
お箸を挟んでいる姿、
ノリをちぎっている姿が浮かび
「まぜごはん」がうるんで見えなくなりました。
このひとつひとつすべてに
あたたかい気持ちがこもっていて
写真を見返していても
涙が出てきちゃうんです。
ちぎった海苔と一緒で
同じ形はないんだな〜って。
人はみんな違っていていいんだって
そう言われているような気がしました。
そして今朝は
歌川さんが「まぜごはん」と一緒に
焼いてきてくれたケーキを
わっくんと一緒にいただきました。
「まぜごはん」もケーキも
とっても優しい味がしました。
実は私も母の「まぜごはん」が大好きでした。
大好きだった母が他界して
ちょうど1年。
母の「まぜごはん」を食べることはできないけれど
歌川さんの「まぜごはん」を食べて
あったかい気持ちになりました。
それから奇しくも映画公開の日は
亡き夫との結婚記念日。
亡き夫との結婚記念日。
公開された映画は
また違う見方ができるかなと思っています。
原作をまだ見ていない方には
ぜひ、この本を読んで
そして映画を見て欲しいと思います。
そして映画を見て欲しいと思います。