かずさんの実家はぶどう農家。

そしてぶどうが旬の季節。
毎年この時期は、ご両親が手塩にかけて育てたぶどうを
たくさん送ってくれるのだ。
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その恩恵にあやかる、いっくん。

私は日頃から ”いかに楽をするか” しか考えておらず
あんなに美味しいみかんを剥くのすら億劫。
しかし、小さい頃から実験が大好き。

というわけで、
いかに楽してぶどうを食すか、実験をすることにした。

称して…

『ぶどうを房ごと茹でて実だけ取ると、超楽に缶詰みたいになるんじゃね?実験

今回の被験者(ぶどう)は ”サニールージュ” 
実験なので、下の方に少しだけ
ぶどうを残した状態で試すことにした。
(実は鍋が小さいからというのは秘密)

沸騰したお湯に房ごとぶどうを入れて数分すると
湯むきと同じように皮が破れる。
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特に冷水につける必要もなく、こんな感じに。
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そのまま実をつまむと、あら不思議。
皮は枝についたまま実だけがプリプリ取れた。
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調子に乗って、次の被験者 ” 黄玉 ” も試すことに。
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黄玉は皮に厚みがあるので、
サニールージュとの違いがあるのではないか。
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同じように沸騰したお湯に入れる。
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皮が厚い分、破れるまでの時間が倍くらいかかった。
ちなみに一度取り出して冷水につけてみたが
皮が破れなかったので、破れるまで再び茹でた。
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実を摘んでみると、実はプリッと取れるが
皮も枝からはずれてしまった。
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実験の結果…

缶詰みたいにはなったけど
バラしてから湯煎したほうが
はるかに楽に湯むきできることが分かった。

いや、分かってたんだけど、もしかしたらと思って
やらずにはいられなかったのだ。

そしてもうひとつ。

ぶどうは湯むきすると皮の旨味が逃げてしまう。
ワインやぶどうジュースのような濃厚な旨味は
皮と実の間が1番濃いという結果が分かった。(itchaman的見解)

わが家では、そのまま美味しく頂き、
飽きてきた時点でぶどうをバラして皮ごと冷凍し
”アイスの実” 的にして食べるのが主。

試したことがない方は、ぜひお試しあれ。 
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